韓国首相「中国が “南北関係”に前向きな役割を果たしてくれることを期待」
韓国首相「中国が “南北関係”に前向きな役割を果たしてくれることを期待」
韓国のキム・ミンソク(金民錫)首相は、習近平中国国家主席が今月末APEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議に出席するため訪韓することについて「中国が南北関係において前向きな役割を果たしてくれることを期待する」と言及した。

キム首相は、2日に報道された香港の時事系週刊誌”亜洲週刊”とのインタビューで、 “習主席が訪韓した際、韓国が南北交流支援を要請する可能性”に関する質問に「南北間の平和的な対話推進と朝鮮半島の非核化への貢献、この2つが含まれている」と答えた。

つづけて「依然として中国政府が朝鮮半島の平和と対話促進、非核化というこれまでの立場を維持していると考える」と付け加えた。

南北対話の可能性自体については「キム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮総書記は現在、冷静な態度を固持しているため、意味のある南北間の進展は少し難しい時だと考える」と分析した。

米中韓の関係については「経済においても現在や将来において、米国との協力関係は一層強化されざるを得ないだろう」としながらも「中国はわが国の貿易第1相手国であるため、中国とも経済協力を引き続き維持していくだろう」と言及した。

つづけて「韓国が敵対的な立場をとらず相互関係を強化しようと努力すれば、中国も理解するだろう」と強調した。

また “ワシントンモデルと北京モデルのいずれをより学ぶべきだと思うか”という質問には「イ・ジェミョン(李在明)大統領が掲げている実用主義は、ワシントンモデルと北京モデルの中から必要な部分だけを活用するのではないかと思う」と答えた。

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