韓国国会国防委員会所属のファン・ヒ議員が兵務庁から入手した資料を分析した結果、2021年からことしの8月までの兵役義務対象者(18~40歳)のうち、国籍放棄(国籍喪失+国籍離脱)者は計1万8434人と集計された。
ことしの現役入隊者数が20万人であることを踏まえると、兵役者の10人中1人が国籍放棄により入隊対象から外れたことになる。
国籍放棄のうち、留学などの海外長期滞在により外国国籍を取得した後に韓国国籍を放棄した事例が1万2153人(65.9%)で最も多かった。
また、生まれながらに複数国籍を持ったまま成人になり韓国の国籍から離脱した事例は6281人(34.1%)に達した。
特に、韓国の国籍を放棄した人たちが取得した国籍は「米国」が7510人(61.8%)で最も多かった。
つづいてカナダ1853人(15.3%)・日本1096人(9.0%)・オーストラリア649人(5.3%)・ニュージーランド413人(3.4%)などの順であった。
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