ただし、昌徳宮の庭園「後苑」は有料となる。通常は予約制の宗廟は、連休期間中には予約不要で自由に観覧できる。
4大王宮と宗廟は8~12日に開催される「宮中文化祝典」に合わせて12日まで休まず開館し、朝鮮王陵は10日に休館する。
普段は入れない昌慶宮の迎春軒も開放され、1848年に昌慶宮で開かれた王室の宴会を拡張現実(AR)で体験できる。
補修工事を終えて公開された宗廟の正殿も見どころだ。正殿は朝鮮王朝と大韓帝国の歴代の王と王妃、皇帝と皇后の位牌(いはい)が安置され祭祀が執り行われる、宗廟の中心となる建物。老朽化のため2020年から大規模な補修工事が行われ、今年4月に再び公開された。
朝鮮王陵には9カ所の林道があり、ソウルでは泰陵と康陵を結ぶ約1.7キロの区間を歩くことができる。
景福宮に近い国立民俗博物館では4、5、7日の3日間、民俗公演や体験イベントが開催される。
5日と7日の午後には朝鮮半島固有の相撲、シルムの大会と体験教室が開かれ、同博物館内にある子ども博物館の遊び広場では「家族対抗伝統遊びリレー」が繰り広げられる。
4日と5日には、韓国工芸・デザイン文化振興院との共催で韓服(韓国伝統衣装)の着方が学べる体験イベントが開かれる。
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