韓国の大統領警護処が「APEC安全対策」を総合点検

韓国では今月末にキョンジュ（慶州）で開かれるAPEC（アジア太平洋経済協力）首脳会議を控える中、大統領警護処は最終的な準備に突入した。

大統領警護処は開催を約30日後に控えた去る1日、ファン・イングォン処長を委員長とする “大統領警護処安全対策委員会”を開いたことを2日明らかにした。

大統領警護処安全対策委員会は、大統領などの警護に関する法律に基づいた会議である。

この日の会議には、国家情報院や外交部（外務省）・法務部（省）・警察庁など14機関の委員たちが出席し、APEC首脳会議に関する国家次元の警護・安全対策を全般的に総合点検した。

ファン処長は「2025年APEC首脳会議は、韓国の地位と安保力を世界に示す重要な行事であり、各国の首脳や参席者の安全確保のため立体的かつ複合的な警護安全対策および実効的な対応訓練に万全を期さなければならない」と語った。