2日、韓国労総仁川空港保安労働組合と保安検査統合労組は、3日から秋夕連休(10月2日から12日)期間の追加勤務に合意したことを明らかにした。労組はこれに先立ち、労働弾圧の中断、人員の補充、勤務条件の改善などを要求し、追加勤務を拒否する方針を立てていたが、会社側との話し合いの末に合意点を見出した。
労組の関係者は「秋夕連休期間に仁川空港を利用する乗客の混乱を防ぐため会社側と認識を共にした」と述べた。同関係者は「仁川国際空港公社のイ・ハクチェ社長の労働弾圧と保安検査の職員らの勤務条件改善については今後さらに議論を行うことで合意した」と付け加えた。
今回の合意により、連休期間に245万人以上が利用すると予想される仁川空港の保安検査場の混雑の懸念が解消される見通しだ。公社は1日平均22万3000人が利用する秋夕連休期間中の特別輸送対策を正常に行えるようになった。
仁川国際空港公社は第2旅客ターミナル1番出国場のX線検査装置を10台から17台に拡充し、保安検査人員119人を全員現場に配置する。出国場の運営時間は午前6時から午前5時に1時間繰り上げる。さらに航空会社と協力してチェックインと案内スタッフも増強する。
ただし、韓国全国の15の空港の施設の子会社の労働者で構成された全国空港労働者連帯は、1日から無期限ストライキを継続している。他の空港では一部で混雑が発生する可能性が残っている。
一方、3日は今回の連休期間中で最も旅客が多い日と予想されている。3日だけで23万9000人が利用し、仁川空港では過去最多の旅客数を更新するものとみられている。これまでの仁川空港の1日の過去最多の旅客数は23万4171人だ。
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