今年の閉会式は従来とは異なり、映画関係者が授賞者として参加した。63歳のチャン・リュル監督は大賞受賞のあいさつで「私はまだ若く、とても健康だ。釜山国際映画祭が100周年を迎える年も絶対にステージ立つ」と観衆を笑わせた。
大賞受賞作は別れを告げずに去った恋人からの葉書を受け取った女性ダンサーが、その理由を探るため中国の小都市を訪ねることで始まる物語。ゲストハウスで元恋人の痕跡を見つける過程を静かに、温かく描いた。
審査委員長を務めたナ・ホンジン監督は「反対意見なしに満場一致で授賞が決まった」と伝えた。
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