2026年上半期の完工を目標としている。完了すれば、高圧遮断器の生産能力は従来の約1.5倍になる。
同社は耐電圧試験設備などの試験用設備の拡充に対する投資も行う。高圧遮断器の生産ラインと共に、遮断器の中核部品となる絶縁体の製造設備も増設する計画だ。
今回の増設は、データセンターやAI(人工知能)による電力需要の増加、先進国における老朽化した電力インフラの交換などで、高圧遮断器の需要が世界的に急増していることを受けた措置となる。
このため同社は、インドのプネー工場の増設も推進中だ。昨今のインドの経済成長により電力需要が急増し、供給が需要を上回っている状況を受けたものだ。
さらに同社はSTATCOM(自励式無効電力補償装置)やHVDC(高圧直流送電)、ECC(エネルギー貯蔵装置)などの主要製品も多角化する。
暁星グループのチョ・ヒョンジュン会長は「今後は高圧遮断器をはじめとしたパッケージ型のトータルソリューションにおいて、顕著な成果を上げていく」と述べている。
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