現代自のホセ・ムニョス氏=(聯合ニュース)
現代自のホセ・ムニョス氏=(聯合ニュース)
【ロサンゼルス聯合ニュース】韓国の現代自動車グループなどが米南部に建設中の工場で韓国人らが米移民当局に拘束された事件をめぐり、現代自のホセ・ムニョス最高経営責任者(CEO)は少なくとも2~3カ月、工場建設が遅れると予想した。現地メディアが11日(現地時間)伝えた。同事件に対して発言するのは初めて。

 ホセ・ムニョス氏は「空白をどのように埋めるかを模索しなければならない」とし、「(雇用すべき人は)ほとんど米国にいない」と述べた。工場の建設段階では専門人員が必要で、米国にない技術と装備が多いという。

 ただ、「非常に残念な事件だが、米市場の戦略的重要性に変わりはない」と話した。

 米移民・税関捜査局(ICE)や米国土安全保障調査部(HSI)などは4日、ジョージア州サバンナにある現代自動車グループとLGエナジーソリューションの合弁会社の工場建設現場で韓国人約300人や日本人3人を含む475人を不法滞在などの疑いで拘束した。韓国人らは11日午前(日本時間12日未明)、アトランタ国際空港からチャーター便で韓国に向け出発した。同日午後3時ごろ(同)に仁川国際空港に到着する予定だ。


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