シンハン(新韓)金融グループが主催し、韓国プロゴルフ協会(KPGA)ツアー、アジアツアー、日本ツアーが共同主管する本大会は、ことしの賞金総額を1億ウォン(約1060万円)増額し、賞金総額15億ウォン、優勝賞金2.7億ウォン規模で開かれる。本大会の優勝者にはKPGAツアーシード5年、アジアツアーと日本ツアーシードはそれぞれ2年ずつ与えられる。
ことしで41回目を迎える「Shinhan Donghae Open」は韓国で開催される単一スポンサー大会の中で最も長い歴史と伝統を持つ大会だ。1981年、故イ・ヒゴン新韓銀行名誉会長を中心に在日韓国人ゴルフ同好家たちが韓国ゴルフの発展と国際的選手育成、そして日韓のスポーツ交流のために創設し、アジアを代表する名門大会として位置づけられた。2019年からはKPGAツアー、アジアツアー、日本ツアーなどアジア各国のスタープレーヤーが合流し、「アジアゴルフ交流の場」と評価されている。
今大会には計138人の選手が出場する。参加カテゴリーは6つだ。1.大会過去の優勝者(2人)、2.2024年大会TOP5以内の選手(6人)、3.KPGAツアーシード優先順位(41人)、4.アジアツアーシード優先順位(41人)、5.日本ツアーシード優先順位(40人)、6.推薦選手(8人)に分かれる。6つのカテゴリーに含まれ「Shinhan Donghae Open」に出場する韓国籍の選手は計57人だ。
日本からは7日に終了した日本ツアー「フジサンケイクラシック」で優勝した長野泰雅(22)、2024年「ハナ銀行インビテーショナル」で初勝利を達成した小木曽喬(28)、日本の“ゴルフ英雄” 石川遼(34)らが出場者名簿に名を連ねた。ディフェンディングチャンピオンの平田憲聖は出場しない。
韓国選手ではペ・サンムンが歴代2人目として大会3回優勝を狙っており、ことしシーズン「最多勝者」となったムン・ドヨプが先週優勝に続き、KPGAツアー2大会連続優勝に挑戦する。また、新韓金融グループ所属選手として日本リーグで活動しているソン・ヨンハンは「メインスポンサー大会に10年間出場することになり本当に意味深い」として「最善を尽くして後悔のないプレーを展開し、応援してくださる方々に恩返しする」と語った。
新韓金融グループは、韓国のスポーツ発展のためにゴルフをはじめ多様な種目を全方位的に支援し、「韓国スポーツのあしながおじさん」の役割をしている。ゴルフだけでなくハンドボール、ホッケー、柔道、スキー、スポーツクライミング、トライアスロンなど非人気種目やアマチュア選手の育成まで幅広い後援を続けており、韓国スポーツの発展に心強い支えになっている。
新韓金融グループの関係者は「Shinhan Donghae Openは単純なゴルフ大会を越えてアジアゴルフの交流と発展、ひいては社会的価値の創出を実践する舞台」とし「今後も韓国のゴルフ有望株育成と共に、多様なスポーツ種目を支援して韓国スポーツが世界舞台でより大きな成果を上げられるよう心強い後援者になる」と述べた。
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