アップルは9日(現地時間)、米カリフォルニア州クパチーノの本社で「awe dropping(驚き)」をスローガンに掲げたイベントを開催し、新製品を発表した。この場では新型スマートウォッチと高級版AirPodsのアップデートモデルも同時に公開された。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は、「iPhone Airは完全なゲームチェンジャーだ」と強調した。
アップルはここ数年、需要の減少傾向が見られる中でも、依然として全体売上の半分以上を占める最大の収益源であるiPhoneの人気を維持するために、新モデルを投入した。スマートフォン市場はすでに飽和状態にあり、中国などでは競争が激化している。
新型Airモデルは、端末の前後にセラミックシールドを採用し、耐久性を強化した。厚さはわずか5.6mmで、同社は「非常に軽い」と説明している。サムスン電子が今年初めに発売した「Galaxy S25 Edge」は厚さが5.8mmである。
「iPhone Air」という名称は、既存のMacBookやiPadラインアップから取られた。このモデルには、アップルが自社設計したBluetoothおよびWi-Fiチップが搭載されており、「iPhone 16e」に採用されていたアップル製モデムの改良版・高速バージョンが搭載された。
Proモデルは、新しいアルミニウムデザインと発熱を抑えるシステムを採用し、性能はiPhone 16 Proに比べて40%向上したとアップルは説明した。このモデルにも両面にセラミックシールドが施されている。Pro Maxモデルは5,000mAhのバッテリーを搭載し、歴代iPhoneの中で最大容量のバッテリーを提供する点が特徴だ。
iPhone 17の基本モデルの価格は799ドル、iPhone 17 Airは999ドル、Proは1099ドル、Pro Maxは1199ドルから始まる。iPhone 16 Proは999ドルだったが、17 Proは100ドル値上がりした。
この日の発表では、市場で事前に知られていた内容以外に驚きのある発表はなかったという評価が出ている。ニューヨーク証券取引所でアップルの株価は午後2時15分時点で1.5%下落し、234.38ドルを記録している。
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