米国の移民当局が公開したジョージア州にある現代自動車工場での不法滞在・就労の取り締まり(ICEのホームページより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
米国の移民当局が公開したジョージア州にある現代自動車工場での不法滞在・就労の取り締まり(ICEのホームページより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【フォークストン(米ジョージア州)聯合ニュース】米国の移民当局が韓国・現代自動車グループなどが米ジョージア州に建設している工場で不法滞在などの疑いで拘束した約300人の韓国人の釈放交渉が終わったとされるなか、韓国のチョ・ギジュン駐ワシントン総領事は7日(現地時間)、米移民・税関捜査局(ICE)の施設で記者団に対し、拘束者の帰国時期について「水曜日(10日)ごろと考えている」と明らかにした。

 韓国政府は国民をチャーター機で帰国させる方針で、チャーター機は拘束施設から車で約50分離れたジャクソンビル国際空港から出発すると予想される。

 韓国の在アトランタ総領事館の職員など外交部の当局者は前日に続き、この日も拘束施設で面会を行った。女性は女性専用の施設に拘束されているという。

 ICEや米国土安全保障調査部(HSI)などは4日(現地時間)、ジョージア州サバンナにある現代自動車グループとLGエナジーソリューションの合弁会社、HL-GAバッテリーカンパニーの工場建設現場で不法滞在者の大規模な取り締まりを実施し、韓国人約300人を含む約475人を拘束した。

 韓国の姜勲植(カン・フンシク)大統領秘書室長は7日、「拘束された労働者の釈放交渉が終わった」として、「手続きが終わり次第、(現地に向けて)チャーター機が出発する」と述べていた。


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