趙氏は「朝鮮半島の平和と安定の保障と確保はわれわれの外交政策の礎」として、「対立と緊張悪化の悪循環を乗り越えたい」と強調。「前政権では南北関係が断絶寸前まで追い込まれ、ソウルと平壌のホットラインも途絶えた」とし、「これからは平和的共存や共同繁栄の新しい道を切り開きたい」と述べた。
また、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が3日に中国・北京で開かれた抗日戦争勝利80年記念行事に出席したことに言及し、「われわれは北に対し、実用主義でアプローチしている」とし、「北がいつ対話のテーブルに着くか分からないが、忍耐心を持って努力する」と表明した。
非核化を巡っては、「漸進的、段階的な戦略を通じ、意味のある進展を追求していく」と述べた。
趙氏は李政権の外交政策は「ひとえに実用主義」とし、「特定の理念的な執着はない」と改めて強調した。
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