中国の戦勝節に参加した韓国国会議長…金正恩総書記との「対面」は?
中国の戦勝節に参加した韓国国会議長…金正恩総書記との「対面」は?
韓国のウ・ウォンシク(禹元植)国会議長は3日、中国の戦勝節80周年行事に出席する中、多国間外交の舞台に初めて姿を現したキム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮総書記との「対面」が注目されている。

ウ議長は、現地時間の午前9時(日本時間午前10時)から中国の天安門広場で行われた戦勝節記念行事に出席した。

中国の戦勝節は1945年9月、日本の降伏により第2次世界大戦が終戦を迎え中国が抗日戦争に勝利したことを記念する日で、ことしは80周年行事が開催された。

前日(2日)午後の出国前にウ議長は、今回の訪中について「ことしはわが国にとって光復80周年であり、中国にとっては抗戦勝利80周年を特別に記念する年だ」とし「このような歴史を共有するというのは、両国の連帯感の根だと考える。そのような点で祝賀するために行く」と語った。

つづけて「ことしの2月に私は習近平中国国家主席に会い、6月には新政権が発足し両国の首脳が電話会談した」とし「両国高位級間の交流、そしてこれを続けていくことが韓中関係の発展に役立つと考え、今回の招待に応じることにした」と説明した。

中国は当初、イ・ジェミョン(李在明)大統領の出席を打診していたとされているが、イ大統領が米韓同盟などを踏まえ、国家儀典序列2位のウ議長が今回の行事に参加することになった。

ウ議長は今回の訪中で習主席に、10月末にキョンサンプクト(慶尚北道)で開催される “キョンジュ(慶州)APEC首脳会議”の出席をあらためて要請する計画である。

また今回、ウ議長がキム総書記に会うのかが注目されている。ただ韓国政府当局は「可能性は高くない」とみていることが伝えられている。

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