“入試不正”の曹国氏「20代男の30%は “極右”」…「極右は不平等を食べて育つ」=韓国
“入試不正”の曹国氏「20代男の30%は “極右”」…「極右は不平等を食べて育つ」=韓国
“タマネギ男”こと元韓国法相のチョ・グク(曹国)“祖国革新党”革新政策研究委員長は、20代男性の極右化現象について再び言及した。

チョ委員長は1日に行われた韓国の通信社“聯合ニュース”とのインタビューで、“2030世代(20~30代の世代)男性のうち、一部が極右化しているという(チョ委員長の)発言に対し、保守陣営から批判が出ている”という質問に「20代男性の10人中3人は極右で、その割合は20代女性より1.5倍多いという研究・調査結果がある」とし「極右は不平等を食べて育つ。不平等で疎外されてきたため、内部に敵を作る」と答えた。

つづけて「極右でなかったとしても、2030世代の男性たちは疎外感を抱いている。『男性よりも女性たちが多くの保護を受けている』という考えがあるのは事実だ」とし「この問題も既成世代が解決しなければならない」と説明した。

チョ委員長は、娘・息子の不正入学を巡る職権乱用などの罪により昨年12月に大法院(最高裁)で懲役2年の刑が確定し収監されていたが、イ・ジェミョン(李在明)大統領の8・15特別赦免(恩赦)により出所した。

また、チョ委員長は去る22日のメディアとのインタビューでも、自身の特別赦免および復権に対し2030世代の中から特に反対意見が出ていることについて「これからも求められれば謝罪するつもりだ」としながらも「2030世代の男性が70代と似たような性向、いわゆる “極右”性向のようだ」と主張した。

このようなチョ委員長の発言に対し「入試不正問題などに関する2030世代の批判を『2030世代男性の極右化』論理にすり替えている」という批判が出ている。

さらにチョ委員長は先月30日、「ソウルに住んでいる経済的上層であるほど、極右の青年である確率が高い」というタイトルのSNSをあげている。

このことについて最大野党“国民の力”のパク・ソンフン首席報道官は「ソウルに住んでいる経済的上層の青年が “極右”なら、チョ委員長の娘も “極右”だというのか」とし「自分に対し批判的だという理由で、2030世代男性を極右とみなしている」と批判した。

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