2日午前9時、コインマーケットキャップでビットコインは、前日同時刻比0.91%上昇した10万9238ドル(約1610万円)を記録している。この日午前6時35分頃10万8000ドル支持線が崩れたが、すぐに価格を回復した。
下落要因の一つとして、ビットコインの「クジラ」投資家が保有ビットコインをイーサリアムに転換している点が挙げられる。5年以上ビットコインを保有してきたあるクジラ投資家が先月21日、分散型取引所ハイパーリキッドを通じて40億ドル規模のビットコインを売却し、資金をイーサリアムに転換した事例が代表的だ。
ナンセン(Nansen)社のニコライ・ソンダーガード(Nicolai Sondergaard)研究員はこれに関連し、「資金の“回転(ローテーション)”を示す事例だ。企業が暗号資産を買い集める最近の市場において、アルトコインも受益株として浮上していることを示唆している」と述べた。
一方、ビットコインが10万7000ドルも割れる場合、下落幅が拡大する可能性がある。ビットコインが10万7000ドルラインを下回ると、暗号資産先物市場では3億9000万ドル規模の「ロングポジション」が清算される見込みだ。
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