国連安全保障理事会のもよう=(聯合ニュースTV)
国連安全保障理事会のもよう=(聯合ニュースTV)
【ニューヨーク聯合ニュース】国連安全保障理事会の非常任理事国である韓国が9月の1カ月間、安保理の議長国を務める。韓国が議長国を務めるのは1年3カ月ぶりで、ロシアのウクライナ侵攻やイスラエル・パレスチナ問題など、主な国際懸案の協議方向に影響力を行使できると期待される。

 国連本部によると、韓国は2日午前、安保理の議事日程を採択する非公式協議を皮切りに、議長国の任務を開始する。

 安保理議長国は、15の理事国がアルファベット順に1カ月ずつ担当する。議長国は安保理の公式会合や非公式協議を主宰し、他の加盟国と国連機関に対して安保理を代表する権限を持つ。

 1991年に国連に加盟した韓国が議長国を務めるのは5回目。

 議長国は理事国との協議を経て、どのような議題を、いつ、どのような方式で協議するかを一次的に決める権限を持つ。このため、主な国際懸案の協議方向や国際世論の形成に影響を与える重要な役割を果たすことになる。


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