姜氏は「関係機関を通じて(金正恩氏の訪中計画を)知っていた。きょう発表されることも今朝、報告を受けた」と明らかにした。
また、「今回の韓米首脳会談もこうしたことの影響を受けた。会談の成果についてこうした流れに対する延長線上で解釈してみる余地がある」と述べた。米ワシントンで25日(現地時間)に開かれた韓米首脳会談で李在明(イ・ジェミョン)大統領は「朝鮮半島に平和を築いてほしい。金正恩氏にも会ってほしい」と要請し、トランプ大統領は「年内に会いたい」と応じた。
10月末に韓国南東部の慶州で開幕するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた米朝首脳の対話が進められるとの見方も一部で出ている。ただ、姜氏は「まだ(米朝対話の)空間や方式、時期などを確定する段階では全くない」と説明した。
中ロ朝の接近への懸念を問われると「韓国は中国との関係が朝鮮半島の非核化と平和・安定の方向で発展することを期待する」としたうえで、「南北間の対話と協力のチャンネルは常に開いている」と強調した。
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