ビットコイン採掘企業ハット8(Hut 8)が米国で採掘施設の規模拡大に乗り出した。

26日(現地時間)、ハット8はこの日、米国テキサス州、ルイジアナ州、イリノイ州に総計1.5GW規模の新規採掘施設を建設すると発表した。今回の拡張は、米国採掘企業が世界的なハッシュレート占有率を強化する中で出された措置であり、エネルギー需要が急速に増加する地域をターゲットに地理的立地と市場を拡大しようとする戦略だ。

発表後、ハット8のナスダック上場株価は最大10.5%急騰し、現在稼働中の1GW容量は既に90%以上が消化済みだ。アッシャー・ゲヌートCEOは「1.5GW以上の新規容量を確保することでプラットフォーム規模を2倍以上に拡大し、エネルギー集約的な需要増加に対応できるようになる」と述べた。

フィンテックプラットフォームのワンセーフ(OneSafe)によると、米国の採掘企業は世界のハッシュレートの75.4%を占めており、2024年だけで3万1000以上の雇用を創出した。米国内の主要マイニング企業としては、クリーンスパーク(CleanSpark)、コアサイエンティフィック(Core Scientific)、グリフォンデジタルマイニング(Gryphon Digital Mining)などが挙げられる。
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