出国の理由は、ユン・ソギョル(尹錫悦)前大統領に対する人権侵害など、イ政権の実情を国際社会に知らせるためだという。
チョン氏はこの日、自身のユーチューブチャンネルにインチョン(仁川)空港のラウンジであらかじめ撮影した動画を公開した。
チョン氏は動画を通じて「この放送が流れる時は多分、米国に向かっている途中か、すでに到着する直前だろう」とし「出国については親も知らない。出国禁止措置がとられる可能性があるので、極秘に出国することになった」と語った。
つづけて「イ大統領がトランプ大統領と初めて首脳会談をすることになるが、かなり心配になった」とし「議題が調整されていない状態で首脳会談が行なわれ、共同声明もないかもしれない。国賓待遇も受けることができないのは、米国が(イ大統領を)認めていないということだ」と主張した。
またチョン氏は「非常戒厳は内乱ではない」として「不正選挙論」などこれまでの主張を繰り返した。また、イ大統領の司法リスクや特別検察による捜査などについても言及した。
チョン氏は「現地でライブ放送を行なった後、ワシントンのトゥルースフォーラムや米国の韓人フォーラムなどに参加する予定だ」と伝えた。
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