欧州の16倍に膨らんだメーカーの米国投資、懸念される韓国の空洞化=韓国報道
欧州の16倍に膨らんだメーカーの米国投資、懸念される韓国の空洞化=韓国報道
韓国のメーカーが2025年1~3月期、北米地域に約18億ドル(USD、約2652億3090万円)を投資したことが明らかになった。同期間に1億1400万ドル(約167億9636万円)を投資した、欧州の16倍超となる。また北米地域に新設した法人数は31社で、欧州の4倍以上に達した。メーカーの対北米投資は2020年以降、2024年までの4年で3倍以上増加。新規法人数は同期間で、98社から186社へと、2倍近く増えている。

サムスン電子、現代自動車、LGエナジーソリューションといった大企業が米国への投資を行ったことで、多くの設備、材料メーカーが米国へ工場を設立した。このほか米国への投資は、半導体など先端産業が中心になっているという特徴もある。

特に第2次トランプ政権となって以降、投資への圧力が膨らみ同様の流れはさらに大きくなる可能性が高い。

業界では、韓国製造業の空洞化現象を防ぐため戦略的な事業に対するインセンティブを強化すべきとの声が出ている。「労働組合および労働関係調整法」の改正案、いわゆる「黄色い封筒法」や法人税引き上げなど反企業的な政策は、産業界をより締め付けるとの指摘だ。


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