また、朝鮮半島で核拡散防止条約(NPT)体制は徹底的に順守されるべきで、韓国も同体制を維持するとともに非核化の公約を守ると強調。これが韓国と北朝鮮双方の利益に符合するとの見解を示した。
韓国はもちろん、北朝鮮もまた国際社会との非核化の約束を守るべきだと強調したものと受け止められる。
北朝鮮の挑発については「韓米両国が強く対応する」と述べた。
李大統領は北朝鮮との対話に向けた努力も並行するとし、和解と協力の南北関係こそ韓国と北朝鮮、ひいては韓国と米国の利益になると強調した。そうなれば、韓国に滞在する約20万人の米国人と2万8500人の在韓米軍の安全が保証されることになり、両国国民の日常も一層繁栄すると説明した。
米国の一部から在韓米軍の削減の声が出ているなか、在韓米軍の安全のため、朝鮮半島での平和ムードづくりが重要であることを強調したものと解釈される。
一方、李大統領は「韓米同盟の新たな歴史を語る上で欠かせないもう一つのパートナーが日本」とし、「トランプ大統領と共に、韓米日協力を緊密にしながら、3国が北の核・ミサイル脅威に共同で対応する」と述べた。
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