新世界の代替食品事業が米国から撤退、市場鈍化で=韓国報道
新世界の代替食品事業が米国から撤退、市場鈍化で=韓国報道
食品会社の新世界フードによると、同社が米国で設立した100%子会社の代替食品製造・販売会社ベターフーズ(Better Foods)を4~6月期に清算した。これに先立ち5月、同社は取締役会を開催しベターフーズ事業の終了について議決していた。

ベターフーズは2022年9月、新世界フードが300万ドル(USD、約4億4213万円)を出資して設立した。米国でR&D(研究開発)を行った先端技術を導入し、代替肉ブランド「ベターミート」事業を拡大するため、ベターフードを設立した。新世界フードは代替肉だけではなく、牛乳やチーズなどへと製品を拡大し世界へ市場を広げていく目標を掲げていた。

2016年、商品開発に乗り出した新世界フードは2021年、代替肉ブランドのベターミートを発足させた。2023年には代替肉など植物性の材料を活用して調理した植物性の代替食品ブランド「YOU ARE WHAT YOU EAT」も立ち上げ、商品を提供している。

しかし米国では代替肉市場の成長が鈍化し、撤退を決定したとみられる。

新世界フードは今後、韓国でBtoBを中心に代替食品事業を継続していく方針だ。YOU ARE WHAT YOU EATブランドの製品も続けて販売する計画だ。
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