大統領室の姜由楨(カン・ユジョン)報道官は記者会見で、特使団が24~27日の日程で中国を訪問すると明らかにした。特使団は朴炳錫(パク・ビョンソク)元国会議長が団長を務め、与党「共に民主党」の院内代表を務めた金太年(キム・テニョン)議員らで構成される。
特使団は25日に王毅・共産党政治局員兼外相、26日に中国共産党序列3位の趙楽際・全国人民代表大会常務委員長と面会する。
姜氏は「李大統領の親書も伝達する」として、「親書には両国国民の生活に実質的に寄与する韓中関係を構築したいというメッセージが盛り込まれる」と述べた。親書には10月末に韓国南東部・慶州で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に習主席を招待する内容が盛り込まれる可能性もある。
ただ、姜氏は「特使団は日程上の都合が合わず、習主席とは面会しないとみられる」と説明した。
一方、姜氏は趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官が23日に予定されている李大統領の日本訪問に同行せず米国に向かったことについて、「突然のことではない」と説明。「(25日の)韓米首脳会談前にいろいろ準備する部分がある。より緊密な調整のため(先に米国を訪れた)」と述べた。
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