韓国高官が相次ぎ訪米　韓米首脳会談前に議題調整

【ワシントン聯合ニュース】韓国の李在明（イ・ジェミョン）大統領と米国のトランプ大統領による首脳会談を控え、韓国の高官らがワシントンで米側と会談の議題の最終調整を行っている。

　訪米中の韓国産業通商資源部の呂翰九（ヨ・ハング）通商交渉本部長は２１日（現地時間）、米通商代表部（ＵＳＴＲ）のグリア代表と面会したもようだ。両氏の面会は２５日に開催される韓米首脳会談前に議題を調整するためとみられる。両国の貿易協定は大枠での合意にとどまっているため、詳細を詰める議論を行ったとみられる。

　また、金正官（キム・ジョングァン）産業通商資源部長官も２２日にワシントンを訪問する。米国のラトニック商務長官やライト・エネルギー長官らと面会する予定だ。

　李大統領は訪米前に日本を訪れる予定だが、産業・通商担当高官が大統領に同行せず米国に向かったのは、外交の核心である韓米関係の今後を決める今回の会談の重要性を示すものとみられる。趙顕（チョ・ヒョン）外交部長官も２１日に米国へ出発した。