「劇場版鬼滅の刃」20代韓国人が盗撮容疑=韓国報道
「劇場版鬼滅の刃」20代韓国人が盗撮容疑=韓国報道
韓国でもヒットが予想される日本の人気アニメ「鬼滅の刃」を、日本の映画館で盗撮した韓国人が逮捕された。「鬼滅の刃」は日本で約1か月早く公開されている。

21日、中日新聞や産経新聞などによると、東京都大塚警察署は著作権法違反などの疑いで韓国籍のA(24)を立件し、捜査していると明らかにした。

「鬼滅の刃」は先月18日に日本で先行公開された。Aはその日、東京・新宿の映画館で、2時間35分に及ぶ劇場版「鬼滅の刃 無限城編」をスマートフォンで盗撮した疑いがもたれている。

Aは現在「盗撮をしたことはない」として犯行を否認しているという。

Aの犯行が明るみに出たのは、彼がことし7月、別の事件で逮捕された際、スマートフォンを押収されたことがきっかけだった。Aはショッピングモールで他人のクレジットカードを使用し、130万円相当のアニメブルーレイディスク200枚を購入した疑いで、先月30日に逮捕・収監されていた。

押収されたスマートフォンから映画の盗撮が発覚し、容疑が追加された。

Aがブルーレイディスクを200枚も購入していた事実から判断すると、「鬼滅の刃」のブルーレイディスクを制作し、韓国内で不法に販売する目的だったと推定されている。

「鬼滅の刃」は、累計発行部数2億2000万部を突破した吾峠呼世晴の同名漫画が原作である。これまでテレビアニメや劇場版を通じて世界的な人気を獲得してきたシリーズで、今回の映画はテレビアニメ第4期「鬼滅の刃 柱稽古編」の続きとなる劇場版3部作のうち第1作にあたる。主人公・炭治郎と彼が所属する鬼殺隊が、鬼の本拠地である無限城で最終的な敵・鬼舞辻無惨との決戦を繰り広げる内容だ。

21日、韓国映画館入場券統合電算網によると、「劇場版 鬼滅の刃 無限城編」は公開前日のこの日午前11時時点で、予約観客数78万7102人、予約率83.0%を記録している。この数字は、韓国国内の劇場で公開された映画の中で「アベンジャーズ/エンドゲーム」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アナと雪の女王」、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に続き、歴代5位の成績となる。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 78