SUI(スイ)がロビンフッド(Robinhood)に正式上場したことにより、数百万人のロビンフッド利用者がSUIを取引できるようになった。この上場は、SUIエコシステムへのアクセス性を大幅に拡大する契機となり、暗号資産に初めて参入した個人投資家の中でも、技術的な関心はあるものの、利便性と安全な保管インフラを重視する人々にとって新たな参入ポイントとなることが期待されている。

SUIの上場は、SUIエコシステムが暗号資産業界の核心的な柱として確立される契機となり、米国内の新規ユーザーとコミュニティへの影響力を大幅に拡大する。

今回のロビンフッド上場は、SUIエコシステムが既存の暗号資産投資家層を超えて一般層へ外延を拡大していることを示している。SUIエコシステムは主要な指標でも成長を続けており、総預入資産(TVL)は20億ドルを突破した。ステーブルコインの時価総額は7億5,000万ドル、30日間の分散型取引所(DEX)取引量は140億ドルを記録し、直近30日比で70%以上増加した。

一方、21シェアーズ(21Shares)とカナリ・キャピタル(Canary Capital)が提出したSUIトークン上場投資信託(ETF)2件が現在審査中だ。7月末には、SUIを企業資産(トレジャリー・ビークル)として正式に採用した最初の上場企業が現れ、現在4億5,000万ドル規模のSUIを保有している。
Copyright(C) BlockchainToday wowkorea.jp 118