与党関係者は18日、聯合ニュースの取材に対し「李大統領が近く米日中ロの4大国の大使を任命する可能性が高い」とし、このうち一部の国の大使任命に向けて具体的な手続きを踏んでいると述べた。
趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官も同日開かれた国会外交統一委員会で、駐米・駐日大使が不在のまま韓米・韓日首脳会談を円滑に準備できるのかという趣旨の質問に対し「しっかり準備を進めている」と答え、近く大使が任命されることを示唆した。
駐日大使には元駐ベトナム大使の李赫(イ・ヒョク)韓日未来フォーラム代表(67)が内定した。外交通商部(現外交部)のアジア太平洋局長、企画調整室長などを歴任し、2009年に駐日公使を務めた日本通として知られる。
駐米大使は内定段階にあるようだ。
政府関係者は「駐米大使には康京和(カン・ギョンファ)元外相が有力候補として検討されている」と述べた。ただ、別の関係者は「まだ推進段階であり確定はしていない」と話している。
大統領室は「政府は李大統領の訪米・訪日を控え、駐米大使と駐日大使を内定した。関連手続きが完了し次第、正式に発表する」と説明した。
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