韓国でも大ヒット
韓国でも大ヒット
ことしの下半期の映画館に、恐怖熱風を起こしている映画「近畿地方のある場所について」が、韓国公開5日で累積観客10万人を突破して、興行青信号を灯した。

 18日(本日)、映画振興委員会映画館入場券統合コンピュータ・ネットワークによると、同作は累積観客数10万1656人の観客を集めて、座席販売率で全体1位を記録した。最初の週末ボックスオフィスでは4位にランクインし、口コミパワーを立証した。

 日本の未解決事件や、それに関連する数々の映像情報提供から始まる同映画は、独創的なモキュメンタリー形式と予測不能な展開で、観客たちに強烈な恐怖経験を届ける。特に、聴覚的緊張感を活用した演出、リアリティーを活かした手ぶれ撮影や日常の演技などが、高い没入度を引き出したという好評が続いている。

 観客は、「正統派ジャパニーズホラーの陰湿さがよく生きている」、「実際にあった事件を見ているようなリアリティー」、「最近見たホラー映画の中で最高」と、絶賛を惜しまないコメントが相次いでいる。

 公開されたレビューポスターは、物寂しい雰囲気の古い団地を背景に、強烈な赤文字のタイトルが視線をとらえる。色褪せた外壁とベランダ、そして遠い山越しに見える電信柱が作り出す奇妙な静寂は、映画の中の不吉な事件を暗示するように冷ややかな気を漂わせる。ここに、赤い文字で刻まれた観客たちのレビューは、映画が残す衝撃と余韻をそっくりそのまま伝えている。
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