飲料水大手のロッテ七星飲料の売上高と営業利益は、それぞれ7%、8%減少。「チョウムチョロム」の売上高が減り、酒類部門の成長の足かせとなった。
両社が不振の背景には、焼酎の主要な販売チャンネルである飲食店などの業況不振がある。さらにMZ世代(ミレニアル世代とZ世代、1980~2000年代生まれ)を中心とに「ヘルシープレジャー(楽しみながら健康になる)」ブームが起き、酒類も低度数が好まれている。
成長鈍化を受けハイト眞露は食品大手の三養食品と共に、袋麺「ブルダック炒め麺」に焼酎「チャミスル」を添えたSNSコンテンツを制作。さらに輸出用の新製品「レモンエイスル」などを発売している。
ロッテ七星飲料は欧米市場で「スンハリ」の好調に乗り、2025年からは「ヨウル」のリニューアルなどで海外市場の拡大を強化する。
業界の関係者は「業界は製品ラインアップの多角化と海外進出で、不振からの脱却を図ろうとする傾向にある」と述べている。
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