会議では、戦時に備えて国家総力戦の遂行能力や各機関の戦時転換手順などを点検した。
李大統領は「戦わずして勝つ平和が最善だが、最悪の状況にも備えが必要であり、戦時に国民を守り国の安全を保障するための実質的演習になるよう訓練を進めてほしい」と要請した。
また、乙支演習に北朝鮮を攻撃したり朝鮮半島の緊張を高めたりする意図はないと明言。訓練の基本的な目的は朝鮮半島の平和を達成し、韓国国民の生命と安全を守ることだと強調した。
さらに、今回の演習の結果を客観的に評価し、来年度の演習計画に反映させるよう指示した。
会議には金民錫(キム・ミンソク)首相や外交部、統一部、国防部、行政安全部の長官、李鍾奭(イ・ジョンソク)国家情報院長、姜勲植(カン・フンシク)大統領秘書室長、魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長、金明秀(キム・ミョンス)韓国軍合同参謀本部議長などが出席した。
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