韓国の世論調査機関“リアルメーター”が今月11日から14日まで、満18歳以上の有権者2003人を対象に実施した8月第2週の定例調査によると、イ大統領の支持率は51.1%、不支持は44.5%と集計された。
イ大統領の支持率は7月第5週に63.3%を記録した後、前回調査の8月第1週には56.5%に下落し、一週間後の今調査ではさらに5.4%ポイント下落した。
また今回の数値は、これまでの「最低値」(リアルメーターによる調査)である。
このことについてリアルメーターは「支持率下落の主な原因は、光復節(8・15:日本の植民地支配から解放されたことを祝う日)の特別赦免(恩赦)に対する失望感や、ユン・ソギョル(尹錫悦)前大統領の同時収監による政治的負担などが複合的に作用したものとみられる」と分析した。
つづけて「特に民主党(与党:共に民主党)による支持層中心の強行的な政策が、中道層の離脱を招いたものとみられる」とし「地域ごとに支持率の下落幅に差があるのは、集中豪雨への対応に関する評価が影響しているようだ」とも付け加えた。
一方、政党支持率は与党が39.9%、最大野党“国民の力”が36.7%をそれぞれ記録した。与党は前回調査時より8.5%ポイント下落し、“国民の力”は6.4%ポイント上昇した。
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