アン・チョルス(安哲秀)党代表候補はこの日の午後、ソウル市ヨンドゥンポ(永登浦)区ヨイド(汝矣島)の党本部で行われた首都圏・カンウォンド(江原道)・チェジュ(済州)合同演説会を終えた直後、記者団に対し、チョン氏に対する中央倫理委員会の‘警告’処分について「私の主張は離党することだった。今回の決定について深い遺憾を表す」と述べた。
安候補は「代表になればチョン氏に対し、再び懲戒をする計画があるか」との質問にも「おそらく黙ってはいないだろう」と答えた。続けて「何か他のことが起これば、それに対してもう一度倫理委員会を招集し、新たに審査を受けるようにするのが正しい」と述べた。
チョ・ギョンテ(趙慶泰)候補は「私が党代表になって倫理委員長と倫理委員を徹底的に明らかにし、なぜ警告が出たのか党務監査を通じて責任を問う」として強硬な考えを出した。さらに「人的刷新の対象者と見ればよい。話にならないではないか。全国民がすべて見る状況で遊説を妨害する人に下す懲戒の強度が警告止まりというのは倫理委員会に所属する人たちも同じ側だということだ」と批判した。
チョ候補は「だから、私たちの党がダメだということだ。私たちの党の限界を如実に示している」と述べた。チョ候補は「党代表になれば懲戒をするのか」という質問を受けると「すぐに、一気に」と答え「指導部に『早く刑事告発措置をしろ』と言ったが反応がない」と指摘した。
一方、キム・ムンス(金文洙)候補は「倫理委員会の判断を尊重する」と述べた。金候補は「私が判断する問題ではないが、見る角度によってかなり異なる見方ができる。委員長が誰なのか全く分からないが、倫理委員会が判断した根拠があるだろう」と言葉を慎んだ。
チャン・ドンヒョク(張東赫)候補も「倫理委員会は党と独立して決定する機構だ。その決定についてこの場で意見を表明するのは適切でもなく、全党大会の過程でまた別の論議の火種になるため、候補の1人としてそれについて明らかにするのは適切ではないと思う」と述べた。
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