13日、韓国の法曹関係者によると、検察は前日にソウル南部地方裁判所で開かれた決審公判で、金氏に懲役10年と追徴金約12億5000万ウォンを求刑。共謀したカカオエンタのイ・ジュンホ元投資戦略部門長には懲役8年を求刑した。
金氏と李氏は、2020年に李氏が事実上、所有していたバラムピクチャーズをカカオエンタが400億ウォンで買収するよう共謀し、会社に319億ウォン相当の損害を与えた疑いが持たれている。当時、バラムピクチャーズは2017年に設立後3年間売上がなかったにもかかわらず、買収直前の2019年4月から9月にかけて、カカオエンタからドラマ企画開発費や貸付金の名目で337億ウォンの支援を受けていた。
この資金でバラムピクチャーズはキム・ウニ(金銀姫)脚本家やチャン・ハンジュン(張恒準)監督らを迎え入れた。その後、ある私募ファンド運用会社に400億ウォンで売却された後、同じ金額でカカオエンタに再売却された。検察は、李氏が売却過程で319億ウォン相当の利益を得て、金氏に12億5646万ウォンを渡したとみている。
李氏はまた、犯罪収益で高級マンションや金の延べ棒などを購入し、金氏に名義預金通帳とキャッシュカードなど18億ウォン相当の資産を提供した疑いも持たれている。
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