韓国大統領室のカン・ユジョン報道官は13日、ソウル市ヨンサン(龍山)の大統領室での会見で「李在明大統領が今月23~24日に日本を訪問し、石破首相と日韓首脳会談を行う」と述べた。また「両国首脳はことし6月、シャトル外交を早期に再開することで合意した。今回の訪日を通じて、個人的な絆と信頼が深まることを期待する」と述べた。
大統領室によれば、今回の訪問は実務訪問の位置付けだ。今回の首脳会談では、日韓・日米韓協力策はもちろん、地域の平和と安定、グローバルな課題についても意見交換が行われる見通しだ。ただし、首脳会談で議論される具体的な議題については、現在、実務チームで協議中だという。
イ大統領は、石破首相とことし6月17日にカナダで開かれたG7首脳会議の際、初めて首脳会談を行った。イ大統領と石破首相は、シャトル外交の復元に共感し、未来志向の日韓関係の回復の必要性を強調した。
当時、イ大統領は「意見の相違や小さな対立があっても、それを乗り越えて両国が国際通商環境などさまざまな分野で補完的に協力していくべきだ」と述べ、石破首相は「国際情勢がウクライナ、中東、アジア全域で厳しく展開しているだけに、両国の協力が地域と世界のために重要な役割を果たさなければならない」と語った。
一方、イ大統領は日本訪問直後の今月25日(現地時間)、ワシントンD.C.を訪れ、ドナルド・トランプ米大統領と初の米韓首脳会談を行う予定だ。大統領室は、イ大統領の訪米・訪日の日程が確定したことに伴い、これまで検討してきた対米・対日特使団の派遣は行わないことにしたと明らかにした。
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