10日に開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)食料安全保障担当相会合で対話する宋美玲・農林畜産食品部長官(右)と小泉進次郎農林水産相(農林畜産食品部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
10日に開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)食料安全保障担当相会合で対話する宋美玲・農林畜産食品部長官(右)と小泉進次郎農林水産相(農林畜産食品部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の宋美玲(ソン・ミリョン)農林畜産食品部長官は11日、ソウル近郊の仁川で開かれた韓中日農相会合に合わせ、小泉進次郎農林水産相と会談し、両国の農業分野での協力拡大について議論した。農林畜産食品部が発表した。

 両氏は2027年に横浜市で開催される国際園芸博覧会や韓国農食品の日本進出拡大など、さまざまな分野で意見交換を行った。また、首席獣医官会議の定例化や国境を越える感染症に関する情報共有強化の必要性を確認した。

 両国の農相が会談するのは2018年以来となる。

 宋氏は「両国は類似した農業構造と課題を共有しており、実質的な協力を通じて相互競争力と持続可能性を高められる」として、「今回の会談が両国の農業協力の幅を広げる出発点となることを願っている」と述べた。


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