韓国政府、イスラエルによるガザ市占領計画に「深刻な懸念」
韓国政府、イスラエルによるガザ市占領計画に「深刻な懸念」
韓国政府は、イスラエルがガザ市を占領する軍事作戦計画を承認したことに対し、「人道的危機にあるガザ地区の状況がさらに悪化する可能性に厳重な懸念を表明する」と述べた。

 韓国外務省は10日、報道官の声明を通じて「政府は一貫して『二国家解決』を支持しており、その実現を妨げるいかなる措置にも反対する」と強調。イスラエルの計画が、中東の平和にとって望ましくない影響をもたらすとの考えを示した。

 さらに、「即時停戦、人質解放、人道支援の確保、国際法の順守など、民間人の保護に向け、当事者双方が最大限の努力を払うことを強く求める」と付け加えた。

 イスラエル政府は8日、ガザ市を占領する軍事作戦計画を承認。この動きに対し、国際社会からは、現地の劣悪な人道状況がさらに悪化し、長年の懸案である「二国家解決」への道が閉ざされるのではないかとの批判の声が上がっている。
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