キム・ジス カンボジアの孤児と交流

韓国女優キム・ジスが、カンボジアに住む両親を失った3兄弟へ“希望”を贈り韓国へ帰国した。

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先月末、カンボジア国境付近にある貧しい農村を訪ねたキム・ジスは、ホン・クン・ティア（14）、ホン・クン・ティウン（13）、ホン・クン・へイン（11）の心強い“守護天使”となった。

3兄弟は、警察官だった父親が6年前に亡くなり、3か月前には母親までも失ってしまった。バナナを売り、また観光客が捨てていった再利用可能なゴミを売ることで何とか生計を立てている。

キム・ジス一行が到着する前日、洪水が村を襲い、3兄弟の家をのみ込んでしまった。洪水は彼らの家を破壊し、家の中にあった家具も水に流され、3兄弟は川にいるカエルを捕まえて、飢えを凌いでいる状況だった。

キム・ジスは、母親と死別して数か月が経った子供たちの面倒を見て、学費を稼ぐためのゴミ拾いも一緒に行い、また雑草抜きも手伝った。
また、就学を前に制服が一着もない兄弟のために制服をプレゼントし、服を着せながら子供たちの中に隠れている心の傷を癒そうと努力した。
そして、3兄弟が望む勉強をして、両親がいない世界でもお互いに助け合いながら強く成長できるようにと祈りを捧げた。また＜Good naves＞を通して、子供たちの生活費と学費を援助する1対1の児童縁組を結んだ。

キム・ジスは「生きるために汗を流して、涙をぬぐわなければならない幼い子供たちがいるという事実に胸が痛かった。私たちが持っているものを分けてでも、子供たちの夢が叶っていくことを願っている」と心境を語った。

キム・ジスのカンボジア奉仕活動の様子は、来る25日tvNワールドスペシャル＜LOVEキム・ジス編＞を通して放送される。