軍関係者によると、韓国軍は先月30日夜、漢江の南北中立水域の北側で男性を発見。追跡・監視した後、翌日午前4時ごろに中立水域の南側で救助した。
男性は手を振って救助を求め、韓国軍は亡命の意思の有無を尋ねた後に身柄を確保し、関係機関に引き渡した。この情報は在韓国連軍司令部にも共有された。
男性は亡命を望んだとされ、政府は亡命者かどうかを確認する合同調査を進めている。亡命の意思が正式に確認されれば、北朝鮮離脱住民(脱北者)と認められ、韓国への定着支援を受けることになる。
救助された際、北朝鮮軍に特異な動向はなかったという。
李在明(イ・ジェミョン)政権の発足後、北朝鮮住民の亡命は先月3日に中西部戦線の南北軍事境界線(MDL)を越えてきた男性に続き2人目となる。
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