趙氏は「北東アジアで中国が近隣国にとって多少問題になっている」として、「私たちは中国が南シナ海や黄海で行っていることを見てきた」と述べた。中国は国際仲裁裁判所の判決を無視し南シナ海の領有権を主張して周辺国と摩擦を起こし、黄海では無断で構造物を設置し韓国と対立している。
趙氏は「私たちは中国の台頭と挑戦を警戒するようになった」と指摘し、「しかし、中国に対し『良い関係を維持したい』『中国が域内の懸案でも国際法を順守することを見たい』というメッセージを送りたい」と明らかにした。また、「その点で、日本とも協力する」とし、日本の外相と会談した際にそのような話をしたと紹介した。
そのうえで、「中国と関係を結ぶ必要性に注目した」とし、「単に中国を止めようとする試みは私たちが望むほど効果的ではないと思うため」と述べた。
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