暗号資産投資会社イーサマシン(The Ether Machine)が追加で1万5000 ETHを購入した。

30日(現地時間)にThe Blockが報じたところによると、イーサマシンは同日発表した声明で、約5700万ドル相当のイーサリアム1万5000個を購入し、総保有量を33万4757 ETHに増加させたことを明らかにした。これは、約23万4000 ETHを保有するイーサリアム財団の保有量を上回る数値だ。

イーサマシンは「今回の購入は長期的な暗号資産蓄積戦略の一環として実施され、購入単価は1単位あたり3809ドルだった」と説明した。当該資金は、以前に公表されていた私募発行で調達した現金で賄われた。

同社は今回の購入により、ETH保有量が合計33万4,757個に達し、今後の追加購入のため最大4億700万ドルの資金を残していると明らかにした。

これにより、イーサマシンはイーサリアム財団よりも多くのETHを保有するようになったほか、トム・リー(Tom Lee)のビットマイン(Bitmine)、ジョー・ルービン(Joe Lubin)が率いるシャープリンク・ゲーミング(SharpLink Gaming)に次ぐ、ETHを最も多く保有する法人の1つとして浮上した。

同社はまた、今回の発表がイーサリアムメインネットの10周年を記念するタイミングで発表された点を強調した。共同創業者であるアンドリュー・キース(Andrew Keys)は、「イーサリアムの10周年を祝う最も良い方法は、ETHへの私たちのコミットメントをさらに強化することです」と述べ、「私たちの使命は、ETHを単なる金融資産を超えて、新しいインターネット経済の基盤として長期的に蓄積し、複利で成長させることです」と明言した。

イーサマシンは現在、ザ・イーサ・リザーブ(The Ether Reserve)とナスダック上場企業ダイナミクス・コーポレーション(Dynamix Corp)との合併手続きを進めており、この合併は今年第4四半期中に完了する見込み。合併が完了すれば、同社はナスダックにETHMというティッカーで上場する計画であり、これにより約16億ドルの資金調達を目標としている。
Copyright(C) BlockchainToday wowkorea.jp 117