AIVOSSは、2016年に金融監督院に通報されたボイスフィッシングの音声2万5000件を基に開発された。
同システムはAIが基盤の音声認識技術で音声を文字に変換し、捜査官が特定の単語を検索して会話内容を素早く確認できるよう支援する。例えば、「融資」「捜査」「検察」などのキーワードを検索すると、それに関連する音声会話が文字にまとめられ、ボイスフィッシング組織が使う共通の手口の類型を分析することができる。
国立科学捜査研究院は同システムにより捜査のスピードが上がるとみている。
また、行政安全部が2023年に開発したボイスフィッシング音声分析モデル(K―VoM)と連動させ、犯人の声を基に組織間の関連性を探る機能も段階的に高度化させていくと説明した。
下半期から全国の捜査機関に提供する予定で、8月1日からのテスト運営期間を経て、9月1日から本格的に運営を始める。
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