猛暑の中、ソウル都心でバナナが実る…気候変動を実感=韓国
猛暑の中、ソウル都心でバナナが実る…気候変動を実感=韓国
韓国で猛暑が続く中、ソウル市内でバナナが実った。

 30日、News1の報道によると、ソウル市ノウォン区にある「チョンス週末農場」で、成人男性の身長の1.5倍ほどあるバナナの木に実がなり、花も咲いた。

 この農場では昨年もバナナが実をつけており、今年も暑さが続いたことで実を結ぶのに成功したとみられる。バナナは熱帯果実で、高温多湿の環境で成長するため、韓国内ではほとんどがビニールハウスで栽培されている。

 農場によると、今年はバナナの木を4本植え、うち3本が生き残り、1本にバナナの実がなったという。

 このように、中部地方の露地でバナナが実ったのは、最近の気候変動の影響と推定されている。バナナは摂氏27~35度の気温と、年間降水量が1700mm程度均等に分布する場所でよく育つとされている。

 昨年の全国年間平均気温は14.5度で、観測史上最も暑い年となったが、今年も猛暑が続き、バナナのような熱帯果物までもが実る結果となった。
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