インチョン(仁川)ヨンス(延寿)警察署は30日、殺人と殺人未遂、銃砲・刀剣・火薬類などの安全管理に関する法律違反、現住建造物放火予備の容疑で立件したチョ容疑者を拘束状態で検察に送致した。
チョ容疑者は警察に、「息子と前妻がぐるになって自分をセットアップした(わなに陥れようとした)」という趣旨の陳述をしたという。
チョ容疑者は今月20日午後9時31分ごろ、仁川市延寿区ソンド(松島)国際都市にあるマンションの33階の部屋で自作の銃を撃ち息子のAさん(34・死亡)を殺害した容疑を持たれている。
チョ容疑者は当時、現場にいた嫁と孫2人、外国人の家庭教師(嫁の知人)の4人も銃で殺害しようとした容疑も持たれている。
ソウル・トボン(道峰)区のチョ容疑者の自宅からはシンナーが入ったペットボトルなど15種類の引火性物質と点火装置などが発見された。これらの引火性物質と点火装置には犯行翌日の21日正午に点火されるようにタイマーが設定されていたと調査された。
昨年8月から犯行を計画していたチョ容疑者は銃器製作に関する動画などを見ながらパイプなどの材料をオンラインで購入し、自宅で撃発試験も行っていたと把握された。
警察はチョ容疑者の自宅から発見された引火性物質などの爆発物威力分析を国立科学捜査研究院に依頼した。警察は分析結果をもとにチョ容疑者に爆発物使用罪を適用するかどうかを検討する計画だ。
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