韓国不動産プラットフォーム「ダバン」は29日、国土交通部の実取引価格を基に分析した「2025年第2四半期マンションダバン地図」を通じてこのように発表した。今回の調査は、ことし4~6月にかけて全国17の地域およびソウル25の自治区で取引された専有84平方メートル以上85平方メートル未満のマンションを対象に実施された。
ソウル全体の平均売買価格および全世帯保証金は、全国平均を大きく上回った。全国の84平方メートルマンションの平均売買価格は6億205万ウォン(約6420万円)、全世帯保証金は3億8746万ウォン(約4135万円)で、ソウルと比較するとそれぞれ220%、176%の水準にとどまった。
また、ソウル市内の自治区ごとの統計も発表された。平均市価を基準(100%)とした場合、100%以上であればその地域の市価が平均より高いことを意味する。
売買価格を基準にすると、ソチョ(瑞草)区が29億9493万ウォン(約3億1950万円)でソウル市平均の226%を記録し、1位となった。続いてカンナム(江南)区が208%、ソンパ(松坡)区が156%と、「江南3区(瑞草・江南・松坡)」が依然として高い価格帯を主導していた。
また、ソンドン(城東)区(129%)、ヨンサン(龍山)区(126%)、マポ(麻浦)区・チョンノ(鍾路)区(各122%)、クァンジン(広津)区(112%)、カンドン(江東)区・トンジャク(銅雀)区(107%)、チュング(中区)(102%)まで、合計11の自治区の売買価格がソウル平均を上回った。
一方で、クムチョン(衿川)区(53%)をはじめ、トボン(道峰)区(49%)、クロ(九老)区(65%)、クァナク(冠岳)区(68%)、カンブク(江北)区(56%)、カンソ(江西)区(81%)、ウンピョン(恩平)区(73%)などは比較的低い水準にとどまった。
全世帯保証金(チョンセ)も同様に、瑞草区が平均10億9584万ウォン(約1億1690万円)でソウル市平均の161%を記録し、最も高かった。江南区(139%)、松坡区(122%)、鍾路区(123%)、麻浦区(113%)、城東区・龍山区(110%)、広津区(109%)、銅雀区(102%)まで、合計9つの自治区が平均全世帯保証金を上回った。
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