夏休みの済州島の海に「クラゲの群れ」…当局「発見したら通報を」
夏休みの済州島の海に「クラゲの群れ」…当局「発見したら通報を」
チェジュド(済州島)の海水浴場にクラゲの群れが出現し、海を訪れる避暑客に注意が求められている。

27日インスタグラムなどのSNSによると、済州市シヌン(新興)、ハムドク(咸徳)、キムニョン(金寧)海水浴場などの海岸が青いカビが生えたような姿のクラゲで覆われた。

済州の海水浴場を訪れた人々が掲載した動画を見ると、砂浜だけでなく海の上にも青い小さな円形のクラゲが大量に浮いている。

このクラゲはギンカクラゲで、直径3~4センチメートルの頭の下に触手が付いており、まるでカビの形のように見える。強い毒性はないものの、皮膚に付くと異常反応を起こすことがある。

実際に今月22日と23日の2日間、ソギポ(西帰浦)市アンドク(安徳)面サゲリ(沙渓里)の海辺とピョソン(表善)海水浴場などではギンカクラゲの群れが出現し、出入りが規制された。

ギンカクラゲの出現率は5月の0.3%から最近は0.7%に増加した。また、ここ1週間に全国から寄せられたギンカクラゲの出現通報の大部分は済州からのものだった。

それだけでなく、強い毒性を持ったエチゼンクラゲが済州市と西帰浦市の海域に出現するなど、夏の海を訪れる人々に恐怖を与えている。エチゼンクラゲは体長が最大2メートルで、強い毒性を持っている。

海洋水産部(部は省に相当)はクラゲが珍しくきれいに見えても絶対に触れてはいけないと警告した。特に死んでいるクラゲでも触手に毒が残っており、触るとひどい痛みと炎症を起こすことがある。

もしクラゲに触れたり刺されたりした場合には、海水や食塩水で刺された部位を洗わなければならない。水道水やアルコールは使ってはいけない。海岸にに押し寄せたクラゲを踏む危険があるため、靴を履くことを勧めている。

国立水産科学院もクラゲを目撃したら近づいたりせず迅速に通報するよう呼び掛けている。
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