最初の直航航空便はロシアの現地時間でこの日の午後7時にモスクワのシェレメーチエヴォ国際空港を出発することになっていて、ロシア交通省は「モスクワと平壌間の航空便は、月1回運航する」とし「安定的な需要を取り込むためだ」と伝えた。
ロシアの航空会社“ノードウィンド航空”は先月、ロシアの航空庁に「モスクワ-平壌」直航路線の承認を申請し、今月9日に許可された。
ロシアのRIAノーボスチ通信社によると、この航空便はボーイング777-200ERで、飛行時間は8時間である。また440人まで搭乗可能で、チケットの価格は4万4700ルーブル(約8万3000円)からだという。
これまでロシアと北朝鮮間の直航航空便は、ウラジオストクと平壌を行き来する路線だけが運行されてきた。
一方、露朝は昨年の “包括的戦略的パートナーシップ条約”の締結により、交通分野における協力を強化している。
去る4月30日にはロシアと北朝鮮を陸路で結ぶトゥマンガン(豆満江)自動車橋梁が着工され、先月には新型コロナウイルス感染症事態により中断されてきた「モスクワ-平壌」「ハバロフスク-平壌」間の直通列車も運航を再開している。
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