鬱陵郡とアジア経済などによると26日、鬱陵郡は「脂身サムギョプサル」を指摘された食堂に対して食品衛生法違反で25日から31日まで7日間営業停止処分を下した。
ナム・ハングォン鬱陵郡長は脂身サムギョプサルの話題が広がった23日に自身のフェイスブックを通じて「島民と鬱陵島を訪ねて下さる皆さんに本当に申し訳ない」として公式謝罪した。さらに鬱陵郡は飲食店と宿泊業者を回り点検を行うことを決めた。
このユーチューバーは19日に「鬱陵島ってもともとこういうところなんですか?」とのタイトルの動画をアップロードした。動画では、鬱陵島のある焼肉店でサムギョプサル2人前を注文したが、半分以上が脂身の豚肉が提供されたことが伝えられている。また、ホテルでエアコンが故障しているにもかかわらず、特別な措置や謝罪がなかったことも伝えられ、この動画が多くのネットユーザーらに共有された。
このユーチューバーは映像の最後で「鬱陵島は当然のことが当然ではない島」と語り、「若い世代の人たちが鬱陵島に来るだろうか。一度は来てもまた来るかどうかには疑問が残る」と指摘した。この映像は公開から2日で再生数が110万回以上にのぼり、3日後には200万回を突破して鬱陵島の高い物価と不親切に対する不満が拡散された。
問題になった飲食店の店主は「体調が悪くて病院に行っていた間、チゲ用に取っておいた前脚の肉が誤って提供されたようだ。こちら側のミスだった」と釈明した。
鬱陵郡は民間レベルの観光サービス業の協議体を作ることを支援し、サービスの標準化を導き出し、問題が発生した場合には自治体で指導して優秀な事業者には賞典を与える方針だ。
ナム郡長は「鬱陵島を訪れてくれる観光客が良い思い出を持って再訪してくれるようにするため、島民の皆さんには積極的に関心を持ち、参加してくれることをお願いする」と述べ、「国民の皆さんも鬱陵島の努力を見守り、協力してくれることをお願いする」と要請した。
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