米空母や軍事施設をドローンで撮影　中国人留学生２人を起訴＝韓国地検

【釜山聯合ニュース】韓国の釜山地検が、韓国海軍基地に停泊中の米空母をドローン使って無断撮影したとして、４０代の中国人留学生の男を一般利敵の罪で起訴した。また男の知人で３０代の中国人留学生の男を軍事基地法違反の罪で起訴した。法曹関係者が２５日、明らかにした。

　２人は２０２３年３月から２４年６月にかけ、中国製のドローンや携帯電話を使って９回にわたり釜山の海軍作戦司令部や、同司令部に寄港した米空母「セオドア・ルーズベルト」などを無断で撮影したとされる。

　捜査当局は違法に撮影された写真１７２枚、動画２２本を確認した。その一部はＴｉｋＴｏｋ（ティックトック）など中国のＳＮＳに投稿されたという。