韓国の世論調査機関“リアルメーター”が今月14日から18日まで、満18歳以上の有権者2514人を対象に実施した7月第3週の定例調査によると、イ大統領の支持率は62.2%、不支持は32.3%、「よくわからない」は5.5%と集計された。
リアルメーターがこれまで調査してきたイ大統領の支持率はこれまで上昇を続けてきたが、今回初めて前回調査時(64.6%)より2.4%ポイント「下落」した。
リアルメーターは「支持率は依然として60%台前半を維持しているが、長官(大臣)候補たちの人選問題や“内乱”特別検察による家宅捜査などの政治的不安、記録的な豪雨による災難などが複合的に作用し、支持率に否定的影響を与えたとみられる」と分析した。
一方、リアルメーターが今月の17~18日、満18歳以上の有権者1003人を対象に実施した政党支持率調査によると、与党“共に民主党”は50.8%、“国民の力”は27.4%と集計された。
リアルメーターは「4週間ぶりに与党の支持率が下落し、“国民の力”の支持率が上昇した」とし「両党間の差は31.9%ポイントから23.4%ポイントに狭まった」と説明した。
つづけて「与党は、イ大統領の支持率下落に加え長官候補たちによる聴聞会での釈明失敗や、野党による強力な(候補たちへの)辞退要求の攻勢が、支持率下落に影響を与えたものとみられる」と分析した。
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