米イーサリアム現物ETF、アルトコイン上昇の中で「新規流入記録」更新

アルトコイン全般の強気が続く中、米国内のイーサリアム(ETH)現物上場指数ファンド(ETF)に1日の間に7億1700万ドルが流入し、史上最大の純流入記録を樹立した。

16日(現地時間)、ブラックロック(BlackRock)のETHA ETFが4億8900万ドルの流入で最も大きな割合を占め、フィデリティ(Fidelity)のFETH ETFが1億1,300万ドルで続いた。これは暫定的な数字であり、Farside Investorsによると、これまでの最大記録は2024年12月5日の4億2800万ドルであった。

これにより、米国のイーサリアム現物ETFは合計500万個以上のETHを保有することになり、これは全流通量の4％以上に相当する。機関投資家の資金が大量に流入し、ETFが市場で占める存在感もますます大きくなっている。

一方、イーサリアムネットワークは同日、674万ドル規模のETHを新規発行したことが明らかになり、ETFによる購入規模はこの発行量の約107倍に達した。この数字は、オンチェーンデータプラットフォームUltra Sound Moneyに基づいている。

このような現物ETFへの大規模な資金流入は、イーサリアムに対する機関投資家の需要が拡大し続けていることを示す指標として解釈される。